業務でのコミュニケーションツール利用に不満、多くが一元管理を希望
Foonz株式会社(横浜市)は、複数のコミュニケーションツールを業務で使用している社員に対し実態調査を実施しました。この結果、60%以上の調査対象者が、現在のツール使用のわずらわしさに直面していることがわかりました。複数のツールが情報を分断し、業務効率の低下を引き起こしています。調査は2025年8月12日から行われ、1,004人の回答をもとにしています。
複数のツール利用の実態
調査によると、「現在、業務で日常的に使用しているコミュニケーションツールの数」として、2~3個の利用者が約半数を占めていることが確認されました。特に、メール(95.6%)や電話(90.1%)が主流のツールであり、チャットも67.6%の使用率を示しました。逆に、業務用SNSやFAXの利用が少なく、個人SNSを活用している人も約30%に上ります。
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主に使われるツール
- メール: 95.6%
- 電話: 90.1%
- チャット: 67.6%
注: 複数ツールの利用状況から、「業務用SNS」の使用は74.2%が未使用であることが確認され、個人SNSへの依存もバランスが必要です。情報漏洩のリスクを低減するためには、利用の見直しが求められています。
わずらわしさの原因
調査において、複数のツールを使う際の「わずらわしさ」を感じている割合は、61.7%に及びました。具体的には、『対応履歴の追跡ができず抜け漏れが生じる』(53.1%)、『誤送信・ミス対応の原因になる』(40.8%)、『どこから返信が来るかわからない』(35.5%)という結果が導き出されました。
- - 対応履歴の追跡ができず抜け漏れが生じる: 53.1%
- - 誤送信・ミス対応の原因になる: 40.8%
- - どこから返信が来るかわからない: 35.5%
多くの企業が情報の一元管理が不十分なため、業務の進捗を把握しづらくなっている実態が浮き彫りになりました。
時間の経済的コスト
複数のツールを管理するために費やす時間に関しても調査が行われ、時間を意識的に管理している専門家たちは約60%が「10分以上~1時間未満」を費やしていると答えています。この時間の調整が、結果として生産性の低下や業務上のミスにつながるリスクが高いことを示唆しています。
社内連携の滞り
「分断されたツールが原因で業務ミスや対応漏れがあった」との回答は過半数に達しました。また、ツールの使用により『顧客や部署からクレームを受けた』経験がある回答者も30%を超えました。社内での情報共有や意思疎通を妨げる原因が、複数のツールに明らかになってきています。
ツール統合への期待
約60%が「ツール統合型のコミュニケーションシステムの導入」を望んでいることも、調査から見えてきました。期待されている改善点としては、対応漏れやミスの防止が53.7%とダントツで、次いで迅速化や負担軽減が挙げられます。これらの結果から、タスクの正確性を高める一元管理ツールの必要性が強く求められています。
まとめ
調査から分かったことは、業務での複数のコミュニケーションツールが、業務効率、生産性を脅かし、管理の手間とストレスを生み出しているという現実です。情報の分断や時間の無駄を解消するためには、効果的なツールの導入がカギとなるでしょう。これを実現するサービスが、Foonz株式会社が提供する『ソクコム』です。あらゆるコミュニケーション手段を1つのプラットフォームに集約することで、業務の効率と効果を最大化します。詳細は、公式サイトにて確認できます。