磐田市保活DX化
2025-04-10 10:55:09

磐田市が保育施設探しをDX化!「えんさがそっ♪」を活用する新たな取り組み

磐田市が展開する保育施設探しのDX化



静岡県の磐田市が、子育て支援サービスを手掛けるBABY JOB株式会社との協力を通じて、保活をデジタル化する取り組みを始めました。この施策は、2025年4月から市の窓口での案内もスタートし、保護者がより簡単に保育施設を探す手助けとなります。

「えんさがそっ♪」とは


「えんさがそっ♪」は、保護者が手軽に保育施設を検索できるポータルサイトです。従来の煩雑な手続きから解放され、Web上で保育施設の情報を調べて問い合わせや見学の申し込みができるため、保活が大幅に楽になります。このサービスは、保育所、認定こども園、幼稚園、地域型保育事業を含むすべての認可保育施設に対応しています。

取り組みの背景


この取り組みは、2024年5月にBABY JOBが官民共創型アクセラレータープログラム「ソーシャル X アクセラレーション」で優秀賞を受賞したことから始まりました。社会全体が子育てを楽しいものとするためのプロジェクトに取り組む中で、磐田市との共創が実を結んだ形です。

DX化による保護者の負担軽減


保護者は従来、保育課に出向いて園の情報を取得し、さらに電話で見学を予約する必要があったため、大きな負担がかかっていました。しかし「えんさがそっ♪」の導入により、地図上で簡単に保育施設の情報を見つけ出し、希望に応じて簡単に問い合わせや見学を申し込むことが可能になります。これにより、時間がない保護者や忙しい家庭にも優しいシステムが整備されました。

具体的な取り組み


「手ぶら登園」の導入


2024年12月からは、磐田市内6つの公立保育施設で、保護者の負担を軽減し、保育士の労働環境を改善するために、紙おむつとおしりふきが使い放題のサブスクリプションサービス「手ぶら登園」を導入します。これにより、保護者は紙おむつに名前を書く手間が省け、保育士は持ち込まれたおむつの管理の手間から解放されます。

さらに、2024年2月からは、全56の認可保育施設で「えんさがそっ♪」への情報掲載が進められ、オンラインでの入所手続きやキャッシュレス決済の導入も検討されています。特に、保育施設への見学申し込みや問い合わせをオンラインで行えることは、保護者にとって大きなメリットです。

保育施設探しの実態


実際、多くの保護者が「保活」という活動において、複雑さや負担を感じているという実態があります。厚生労働省の調査によると、保護者の85.9%が保活において苦労や負担を感じていることが明らかになっています。これを受けて、磐田市の取り組みはまさに待望のサービスと言えるでしょう。

結論


磐田市の「えんさがそっ♪」導入は、子育てにおける新たなソリューションを提供するものです。デジタル化が進むことで、保護者の手間を減らし、よりスムーズな保活が実現します。地域の支援体制が強化されることで、それに伴い子育ても楽しくなることでしょう。今後の展開にも期待が寄せられます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: BABY JOB 手ぶら登園 えんさがそっ♪

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。