中村うさぎが贈る9年ぶりの新作、『まだ、死んでない』発売決定！

中村うさぎの新たな挑戦：最新エッセイ集『まだ、死んでない』

中村うさぎがこの冬、待望の書き下ろしエッセイ集『まだ、死んでない』を12月4日（木）に発表します。本書は、実務書を扱う清文社が立ち上げた新レーベル「Good-rain Library」の第一弾として登場。9年ぶりの新作であり、彼女の独特な視点から「言葉とは何か」を問う内容となっています。

出版社・清文社は、これまで税務や会計、法務といった専門書を中心にしてきましたが、新しいレーベルではジャンルに縛られない幅広いテーマの書籍を展開していく予定です。中村氏の新作は、その理念を具現化したものと言えるでしょう。

言葉に込めた社会的な意味

中村うさぎは、コピーライター、小説家、エッセイストとして多くの言葉と向き合ってきました。そして今回、彼女が挑むテーマは「言葉そのもの」。エッセイ集は、彼女がこれまでに培ってきた「言葉」を通じた経験や哲学を色濃く反映しています。全33篇のエッセイは、赤裸々でありながら鋭い視点から彼女の思いを伝えています。

本書には、「言葉に宿るもの」や「自分を『言語化』するということ」といったテーマが盛り込まれ、読者に深い思索を促します。愛や死といった普遍的なテーマに触れつつ、個人の内面や社会との関係を掘り下げています。

目次にみる多彩なテーマ

- 「言葉に宿るもの」
- 「かつて言葉は『魂』であった」
- 「愛」とそれを巡る言葉
- 「言葉にならない『怒り』の話」

これらの章を通じて、中村氏は「言葉」がどのように私たちの生活や感情、文化に影響を与えるのかを問いかけています。彼女のユニークな視点が、誰もが感じたことのあるテーマに光を当てることで、多くの読者に新たな気づきをもたらすことでしょう。

購入情報

『まだ、死んでない』は、全国の書店やオンライン書店、特にAmazonにて予約が可能です。定価は1,760円（税込）で、四六判264ページというボリュームも魅力的です。

エッセイを通じて言葉の深さを再認識させてくれる本書は、心に残る一冊となること間違いなしです。ぜひ、手に取ってみてはいかがでしょうか。言葉が実際に持つ力を体感し、新たな視点を得ることができるでしょう。