PRizmoの新体験
2025-11-18 12:44:28

相談できるAI窓口『PRizmo』が実現する人に寄り添ったWeb体験

相談できるAI窓口『PRizmo』が実現する人に寄り添ったWeb体験



株式会社EVOLVEが開発した生成AIソリューション『PRizmo(プリズモ)』が、従来の広報AIからWebサイト向けの「相談できるAI窓口」へと進化しました。このサービスは、企業や自治体において採用・サービス案内・顧客対応・社内ヘルプデスクなど、多様な業務シーンでの活用を可能にします。

情報はあっても理解が難しい



昨今、多くの企業サイトには膨大な情報が掲載されています。しかし、その情報が利用者にとって有益であるとは限りません。ユーザーが求める答えにたどり着けず、途中でサイトを離れてしまう事例が増えています。EVOLVEはこの現状を「情報はあるのに語りかけがない」と捉え、PRizmoを開発しました。このAIソリューションは、従来のチャットボットと異なり、ユーザーとの自然な対話を促進します。

AIを通じて人との対話を再設計



PRizmoは、Webサイトを情報を発信するだけの無人の空間から、人との対話が可能な相談窓口へと変えることを目指しています。このAIサービスは、ユーザーの考えを整理し、選択肢や次の行動を明確にする手助けをします。ユーザーは、単に情報を受け取るのではなく、納得して決断できる体験を得ることができるのです。

企業にとっても、PRizmoを利用することでユーザーの行動データを分析し、訪問者がどの段階で迷っているのかを理解することができます。この結果、Webサイトは「コンテンツを単に置く場」から、「顧客理解を深める場」へと進化します。具体的には、問い合わせの精度向上やコンバージョン率の改善が期待されます。

実績と導入事例



実際、AI博覧会Summer2025でPRizmoはAI案内役として導入され、来場者の興味に応じて説明を行いました。その結果、従来のチャットボットに比べて利用率が13.5倍に達したのです。また、来場者から「AIと話すことで情報が分かりやすくなった」と好評を得ており、PRizmoの実用性が証明されました。

業界別の活用展開



PRizmoは、商業施設、観光業界、自治体、製造業界、教育分野など、さまざまな業界で導入が進んでいます。例えば、観光業界では多言語対応のAIが来訪者を助け、自治体では複雑な手続きを対話形式で伝えるなど、実際の業務に大きな効果をもたらしています。

このように、PRizmoは「人に聞きづらい」といった心理的な障壁を乗り越える方法として期待されています。AIがサポートすることで、業務の効率化や顧客満足度の向上に寄与しています。

今後の展開



EVOLVEは、PRizmoを“Web上の理解促進インフラ”と位置づけ、企業と利用者の新たなコミュニケーションの実現を目指しています。特に利用が見込まれるのは、サービスサイトや採用サイトなどの領域で、2026年には自治体や教育、医療分野への導入を進める計画です。さらに、企業のブランドに合わせたカスタマイズ機能を追加し、PRizmoを単なる問い合わせ窓口ではなく、「企業の人格」として活用できるような対話設計を強化していきます。

開発者の思い



EVOLVEの取締役、舛谷康太朗氏は「人が納得して行動を選ぶためには、相談できる状況を設計する必要がある」と語ります。PRizmoは「自然に相談したくなる体験」を提供し、ユーザーが考えを整理し、納得できるような対話の場を再現します。AIが人を代替するのではなく、人の理解を深めていくことが、PRizmoの目指すところです。

今後、企業のWebサイトにPRizmoが導入されることで、より多くのユーザーが理解しやすい環境を手に入れることができるでしょう。


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