LiDARと8K HDRが融合した高性能3Dスキャナー『Eagle Series』の登場

3Dスキャンの新時代、Eagle Series の魅力

APPLE TREE株式会社が発表した新しい空間3Dスキャナー『Eagle Series』は、従来のスキャナーの概念を覆す革新的な製品です。LiDAR技術と8K HDRカメラを駆使して、リアルで高精度な空間データを一気に取得します。これにより、幅広い業界での利用が期待されています。

高精度・広範囲スキャンの実現

この新しいスキャナーは、高性能LiDARを搭載しており、反射率80%の条件下では最大半径70mをカバーできます。特に、10mの距離で±2cmの高精度を実現しており、精密な3Dモデルをわずかな時間で生成できるのが大きな魅力です。360°×59°の超広角視野により、市販のスキャナーと比べて約30％広い範囲をカバーすることが可能です。

1回の回転操作で部屋全体をスキャンできるため、作業効率を劇的に向上させることができます。建築測量から映像制作、バーチャル展示に至るまで、さまざまなシーンでの利用が考えられます。

リアルなカラースキャンを実現する性能

Eagle Seriesは、最大4台の48MPフィッシュアイカメラを搭載し、8K HDRに対応しています。これにより、鮮やかで豊かな色彩を再現し、撮影した画像を独自のガウス分布処理で高品質な3Dシーンに変換します。この技術により、映像制作やゲーム開発、さらにはバーチャル展示を行う際の没入感を大幅に向上させることができます。

オールインワン且つ使いやすい設計

『Eagle Series』は、開封後すぐに使用できるオールインワン設計です。面倒なセットアップやキャリブレーションを省き、準備時間を最大50%短縮できます。3.5インチディスプレイを搭載し、スキャン中の状況をリアルタイムで確認できるため、スムーズな作業が可能です。また、車両や三脚、ドローンに対応しており、さまざまな移動環境でも柔軟に対応できます。

スムーズな3Dワークフローを実現

このスキャナーは、専用ソフトウェアによって点群データの取得からビジュアル化までをスムーズに行えます。付属のポストプロセスソフトでは、点群データの編集やノイズ除去が行えるので、作業効率を大きく向上させることができます。さらに、出力形式もPLYやPNG＋OBJなど幅広く対応し、非営利でのビジュアル共有が無料で行えます。点群モデリングに特化したスタンドアロン型モデリングソフトも付属しており、無料プランも用意されています。

税制優遇措置について

『Eagle Series』は、中小企業経営強化税制(A類型)の優遇措置を活用できるため、デジタル機器の購入にかかる費用の負担を軽減できます。これにより、多くの企業が導入しやすくなっています。

株式会社APPLE TREEは、大阪市に本社を構え、3Dプリンターや3Dスキャナーの販売と保守、また3D関連ソフトウェアの提供などを行っています。興味のある方は、ぜひ製品ページを確認してみてください。製品の魅力を体感できること間違いなしです。