微生物研究ミーティング
2025-11-03 23:56:22

岡山大学における微生物研究新拠点形成を目指す第7回ミーティングの詳細

微生物エクスプローラーズ第7回ミーティングが岡山大学で開催



2025年11月3日、岡山大学の津島キャンパスにある共創イノベーションラボ(KIBINOVE)にて、「微生物エクスプローラーズ」の第7回ミーティングが行われました。これは異分野融合と新たな拠点形成を目指す研究プロジェクトであり、今回はテカンジャパン株式会社の支援の下、16名の研究者が参加し、軽食を交えながら意見交換を行いました。

ミーティングは、守屋央朗教授の開会挨拶からスタートしました。続いて、小野千由貴助教が「ADOPT法を用いた酵母培地の律速因子の同定」というテーマで講演し、ビール醸造のための野生酵母探索に関する研究を紹介しました。また、永禮英明教授は「微細藻類を活用した廃水からの資源回収技術開発」について発表し、石川一也助教は「植物におけるヘム鉄と病原細菌の関係」について講演を行いました。各発表の後には、参加者との質疑応答も活発に行われました。

続いての自由討論では、守屋教授が「エクスプローラーズから岡山大学の教育を考える」プロジェクトについて説明を行い、異分野間の連携を深めるために既存の研究拠点との協働の可能性についても議論されました。このような取り組みを通じて、新たな研究展開が促進されることが期待されています。

特に、テカンジャパン株式会社をはじめとするプレートリーダー等の性能・活用法の紹介やデータ処理のヒントも報告され、参加者全員が意見を交わし、互いの親睦を深める良い機会となりました。次回は2025年12月1日13時30分より、長岡技術科学大学の教授陣を招いて開催される予定です。

岡山大学の「微生物エクスプローラーズ」は、微生物をテーマにした研究者の交流を促進し、新たな共同研究や学問分野の創出を目指しています。幅広い分野の研究者が参加できるサロンのような場を形成し、微生物研究に共通する機器や手法を共有することを通じて新たな研究を生み出すことが期待されています。また、学内外の予算獲得を通じて、高額な共通機器の購入や研究拠点の強化にも繋がることを目指しています。

これからの活動にも注目が集まっており、岡山大学が地域と世界の未来に貢献する姿勢が引き続き期待されています。地域中核・特色ある研究大学として、新たな研究の基盤を築くために励んでいる岡山大学の努力に、ぜひご注目ください。


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