大阪のスタートアップ支援プログラム「OIHスタートアップアクセラレーションプログラム(OSAP)」第20期が募集開始
公益財団法人大阪産業局が提供する「OSAP」は、アーリー期にあるスタートアップ企業を支援するプログラムで、2016年に誕生しました。プログラムは、シード期の企業から成長段階の企業へとシフトし、2022年にはアーリー期に特化してリニューアルされました。これまでに158社以上が参加し、総額378億円の資金調達を実現しています。
プログラムの目的と特徴
新たに始まる第20期では、さまざまな分野で自社の製品やサービスを市場に投入しようとするアーリー期のスタートアップが主な対象です。プログラムは約4ヶ月間にわたり、起業経験者からのアドバイスや、大企業、ベンチャーキャピタルとの連携を通じて事業の成長を加速させることを目指します。
特に、技術革新の促進が期待されるディープテック分野のスタートアップにも力を入れており、その支援体制も整えられています。
受けられる支援内容
プログラム参加者には、次のような主要な支援が提供されます:
- - 事業成長のための計画修正や管理体制の強化に向けた伴走支援。
- - スタートアップ支援の専門家からのメンタリング。
- - 資金調達やビジネス提携の機会を拡大するための伴走支援。
これらの支援は主にオンラインで実施され、一部のイベントは対面での開催も予定されています。
参加資格と募集期限
本プログラムは、以下の応募条件を満たすスタートアップが対象です:
1. PMF(製品市場適合)を達成しているか、またはそれが見込める企業。
2. 次のラウンドの資金調達を見据えた成長を希望する企業。
なお、大阪市外の企業も応募可能で、産業の分野に制限はありません。
募集は2025年10月15日(水)17時00分まで行われ、選考結果は後日、OSAPの公式ウェブサイトで発表されます。
プログラムのスケジュール
第20期プログラムのスケジュールは次の通りです:
- - 2025年10月3日:第20期採択企業募集イベント。内容や過去の採択者によるピッチについては、OSAPのウェブサイトをチェック。
- - 2025年11月19日:参加スタートアップによるキックオフミーティング。
- - 2025年11月中旬~2026年3月上旬:運営事務局からの伴走支援やアドバイザーの提供などが実施されます。
- - 2026年3月3日:成果発表会(デモデイ)を予定。
詳細情報と申し込み
詳しい情報や申し込みについては、OSAPの公式ウェブサイトにて掲載されています。スタートアップの成長を目指す企業はぜひこの機会を利用してください。
OSAP公式サイトはこちら
主催と協力機関
このプログラムは公益財団法人大阪産業局が主催し、大阪市が共催、フォースタートアップス株式会社が運営。さらに、大阪スタートアップ・エコシステムコンソーシアムにも協力を得て、スタートアップの育成を行っております。
大阪での新たなスタートフューチャーを切り開くチャンス、ぜひご参加ください。