冷媒ガス漏れの10年保証メンテナンス契約発表会を開催！

冷媒ガス漏れ10年保証メンテナンス契約の発表会

2025年4月から開始されるフクシマガリレイ株式会社の《冷媒ガス漏れ10年保証メンテナンス契約》。この契約は、スーパーマーケットなどの小売りや物流施設に設置された冷却設備における冷媒ガスの漏れに対応するもので、長期にわたる保証を通じて、環境問題に対する企業の社会的責任を果たしていく狙いがあります。

この発表は、2025年2月12日（水）に開催された記者発表会で行われました。会場の幕張メッセ国際会議場では、フクシマガリレイ株式会社の代表取締役社長福島豪氏、東日本工事部部長岡本健氏、関東コールセンター課長竹本昌央氏が登壇し、最新のメンテナンス契約について詳細に説明しました。

環境問題への取り組み

記者発表会では「環境問題における冷媒取扱企業の社会的責任」というテーマが取り上げられました。冷媒ガス漏れは環境に対して深刻な影響を及ぼすため、フクシマガリレイ社は冷媒漏れを防ぎ、持続可能な社会を実現するための取り組みを強化していく方針を示しています。特に、2024年から新たに採用されたノンフロン冷媒R1234yfを使用した製品については、冷媒が漏れた場合の修理費を10年間全額保証し、さらなる安心を提供します。

新しいメンテナンス契約の詳細

2025年4月から新たに開始されるメンテナンス契約は、自社で施工した冷媒ガス設備が対象となります。冷凍機が屋外や屋上に設置され、冷媒ガスが店舗内の機器と行き来するため、修理やメンテナンスに関するカバー範囲が拡大します。これにより、顧客は冷却不良や修理にかかるコストを心配せずに、安心して製品を利用できる環境を実現します。

この契約に加入した店舗では、AIによる「スマート診断」を通じて、日々の運転状況を監視し、機器の安定した稼働を促進します。店舗運営の高効率化に加え、フードロスの削減にも貢献するとしており、環境への優しさを実現するための工夫が凝らされています。

フクシマガリレイの未来

フクシマガリレイ社は冷媒漏れが地球温暖化に与える影響を軽減し、冷却不良によるフードロスを削減し、社会課題の解決に向けて今後も取り組んでいくと公言しています。この新たなメンテナンス契約が更新されたことで、顧客、業界全体にとっても新たな安心感と価値が提供されることでしょう。

記者発表会は、これからの業界にとっても重要な意味を持つものであり、参加者は真剣な表情で耳を傾けていました。特に、環境問題については企業活動においてもますます重要視されるテーマとなっているため、フクシマガリレイの取り組みは今後も注目を集めることといえます。