大阪・関西万博に登場する新たな消防支援車両「ストリーモ」
株式会社ストリーモが提供する特別仕様の立ち乗り三輪モビリティ「ストリーモS01JT 防災巡回車」が、2025年4月から10月にかけて開催される大阪・関西万博で使用されます。これは、大阪消防局が広大な会場内を巡回警戒するための特別な車両です。以下にその詳細をご紹介します。
「ストリーモS01JT 防災巡回車」の特徴
この特別仕様のストリーモは、目を引く赤い塗装が施されており、360度カメラと通信機能を備えているため、災害時のライブ映像配信や移動式通信中継器としても利用されます。これにより、大阪消防局は常時、安全確認や予防査察を行うことができ、職員の負担軽減が期待されています。
狭所での安定性
ストリーモが選ばれた理由のひとつは、その高い安定性です。特許取得済みのバランスアシストシステムにより、停止時にも自立が可能で、急な状況に応じた運用ができます。また、狭い通路でもスムーズに移動できるコンパクトな設計が、この車両の特長です。
使いやすさと機動力
この車両は、極低速での安定した走行が可能です。そのため、混雑した環境でも歩行者との接触を避け、互いに安心感を持った巡回が実現できます。また、救助活動においても迅速な初期対応を行うことができ、現場全体のネットワーク連携に貢献します。
高齢化社会への対応
地域の高齢化に伴い、移動の課題が増している昨今、ストリーモは幅広い年齢層に利用可能です。低速から自転車のスピードまで自由にペースを調整できるため、誰でも安心して使えるのが魅力です。15kgの荷物を積載してもバランスを崩さず走行可能で、移動の効率化に寄与します。
今後の展望
ストリーモは、大阪・関西万博に向けての運用を通じ、消防・緊急対応の新たな可能性を探索していく予定です。株式会社モリタホールディングスと連携し、次世代の消防・緊急対応においても革新を続ける意向です。これにより、人々の移動と暮らしをより豊かにすることを目指しています。
ストリーモの会社概要
株式会社ストリーモは、特許技術による安全な移動手段を提供しています。東京都墨田区に本社を構え、2021年より活動を開始しました。今後も、デリバリーやレンタル、アミューズメントパークでの利用が進められ、さまざまなシーンでの活用が期待されています。公式サイトでは、さらなる情報が発信されていますので、ぜひご覧ください。
公式HP
プレスリリース一覧
結論
2025年の大阪・関西万博で活躍する「ストリーモS01JT 防災巡回車」は、安全でスムーズな消防巡回を実現するための革新的な車両です。この新たな技術が、今後ますます多くの場面で活用されることを期待しています。