フクシマガリレイ株式会社、新型ノンフロン冷媒製氷機を発表
フクシマガリレイ株式会社は、2025年6月2日(月)より、環境に優しいノンフロン冷媒を採用した新型チップアイス製氷機とフレークアイス製氷機を販売開始すると発表しました。これらの新製品は、温室効果ガスの排出削減に貢献することを目的として設計されています。
環境への配慮
新しく発売する冷氷機は、ノンフロンのR1234yf冷媒を採用しています。この冷媒は地球温暖化係数(GWP)が1であり、従来のR404A(GWP: 3,920)と比較して環境負荷が大幅に低く設定されています。また、この製品はフロン排出抑制法の対象外となるため、管理の手間も削減されます。
デザインと実用性の両立
新しい製氷機の外装は、2023年度グッドデザイン賞を受賞した小型キューブアイス製氷機とデザインが統一されています。これにより、機械室パネルを外さずにフィルターの着脱が可能となり、高いデザイン性と清掃性を兼ね備えています。
省エネ機能を備えたECOモード
新製品には営業時間外や休業中の製氷を一時停止するECOモードが搭載されています。この機能により、無駄な製氷運転を避け、水資源やエネルギーの節約が可能になります。
通信機能で管理も簡単
製氷機には通信対応基板が標準装備されており、遠隔からの管理が可能です。異常が発生した際にはすぐに察知することができ、安心して業務を行うことができます。
製品ラインナップとターゲット市場
新しいノンフロン冷媒製氷機には以下のラインナップがあります:
- - チップアイス製氷機 FIC-100CTX(製氷能力100㎏、貯氷量34kg)
- - チップアイス製氷機 FIC-100CTLX(製氷能力100㎏、貯氷量63㎏)
- - フレークアイス製氷機 FIC-120FTX(製氷能力120㎏、貯氷量24㎏)
- - フレークアイス製氷機 FIC-120FTLX(製氷能力120㎏、貯氷量46㎏)
これらの製品は、外食産業(ホテル、レストラン、カフェなど)やスーパー、鮮魚店、さらには大学の研究室といったさまざまな業種に向けて提供されます。 `
見込み年間販売台数は1,200台と設定されています。
価格と仕様
新型ノンフロン冷媒チップアイス製氷機FIC-100CTXの標準価格は1,121,000円(税抜)で、外形寸法はW600×D600×H800mm、製品質量は63kgです。製氷能力は約93から103㎏/日で、貯氷量は約34㎏となっています。
まとめ
フクシマガリレイの新型ノンフロン冷媒製氷機は、環境に配慮した設計と実用的な機能を兼ね備えています。業界のニーズに応えるために開発されたこれらの製品は、持続可能な未来を見据えた選択肢と言えるでしょう。詳しい情報は、公式ウェブサイト
こちらから確認できます。