大和ハウス工業が地域共生を進める「DPL地域つながるプロジェクト」
大和ハウス工業株式会社は、全国に展開する物流施設「DPL」を利用した新しいプロジェクト「DPL地域つながるプロジェクト」を開始しました。このプロジェクトは、地域住民とのつながりを深め、災害時の安全を守ることを目的としています。
「DPL」とは
「DPL」は、大和ハウス工業が開発した物流施設のブランド名です。 現在、全国で351棟の物流施設が開発されており、その全てが地域住民の生活を支える重要な役割を担っています。将来的には、災害発生時に一時避難所としての機能も果たすことを趣旨に取り組んでいます。
地域共生活動の概要
DPLは単なる物流施設ではなく、地域共生活動の拠点でもあります。大和ハウス工業は、一部の自治体と協定を結び、地元の人々が避難するための安全スペースとして「DPL」を提供しています。カフェテリアの開放、集会所や遊具広場の設置、さらには地域のイベントも開催し、地域社会と積極的に交流を図っています。
初の防災イベントの実施
2025年5月17日には、DPL流山Ⅳで「ソナエル防災in流山」と題した防災イベントが開催されました。このイベントには、約50名の地域住民が参加し、実際の車両での避難体験やVR・AR技術を用いた防災体験が行われ、参加者は実際の災害時における避難手順を学ぶ貴重な機会となりました。
大満足の参加者の声
参加者からは「近隣に高い建物があるのは、災害時に心強い」「実際に自家用車を使って避難できたのは良かった」という感想が寄せられ、さらにVR体験で地震を視覚的に体感し、備えの重要性を再認識したとの声もありました。物流施設内部へのアクセスが普段難しい中、実際に見学できたことで建物の強靭な設計や免震構造について感じ入ったという感想もあり、大変好評でした。
今後の取り組み
「DPL地域つながるプロジェクト」では、今後も多彩なイベントを予定しています。2025年5月31日にはマルシェ「FUKAGAWA MARCHE」、7月にもミニ胡蝶蘭の鉢植え体験など、地域の人々が参加しやすいイベントを盛りだくさんに用意しています。
イベントスケジュール
- - 2025年5月31日:マルシェ「FUKAGAWA MARCHE」(DPL江東深川)
- - 2025年7月:COCOLAN(ミニ胡蝶蘭)鉢植え体験(DPL久喜宮代)
- - 2025年8月:ロジフェス江東深川「4thアニバーサリーフェス」(DPL江東深川)
- - 2025年9月:モルック・ロジフェスカップ(DPL久喜宮代)
- - 2025年12月:クリスマスイベント(DPL流山Ⅳ、DPL江東深川、DPL久喜宮代ほか)
- - 2026年2月:マルシェ開催(DPL流山Ⅳ、DPL江東深川、DPL久喜宮代ほか)
このように、「DPL地域つながるプロジェクト」は、地域との絆を深め、防災意識を高めるポジティブな活動として期待が寄せられています。未来のイベントにも目が離せません。