リーンオンミー、新経営体制で“障がい”の融和を加速する新たな挑戦
株式会社Lean on Me(リーンオンミー)は、2025年4月1日付で新しい執行役員を迎え、新たな経営体制を発表しました。障がい者雇用をテーマにしたこのスタートアップは、インクルTechを駆使して社会課題に挑んでいます。
新たな執行役員の紹介
新経営体制では、中村太一氏が執行役員CCO(チーフカスタマーオフィサー)、倉見徹氏が執行役員COO(チーフオペレーティングオフィサー)に就任しました。中村氏は、これまで障がい者雇用に特化した人材会社で営業マネジメントや組織マネジメントに携わり、その経験を活かして顧客体験の最適化に注力することを誓っています。また、倉見氏は、ヘルスケア業界での豊富な経験を通じて、業界内外の支援を受けながら、さらなる成長を目指しています。
組織のビジョンとミッション
リーンオンミーのミッションは、「“障がい”を社会に融和する」ことです。これに向けて、両執行役員は新たな価値を提供し、社会にインパクトをもたらすプロダクトの提供に注力します。特に、中村氏はカスタマーサクセス部門の立ち上げを担当し、顧客と直接向き合うことで現場の声を反映させたサービスを展開する考えです。
対して、倉見氏は、ヘルスケア業界での経験を活かし、マーケティングと営業の双方からアプローチすることで、リーンオンミーの市場での地位を築いていく意向を示しています。
これからの方向性
これからのリーンオンミーは、顧客と企業間のギャップを埋めるための施策を強化し、よりフレンドリーで使いやすいプロダクトを提供することに専念します。また、両執行役員は、より広範囲の障がい者雇用を実現するために、組織全体を巻き込んだ変革を推進していく所存です。
リーンオンミーの代表である志村駿介氏も、この新たな体制に期待を寄せています。「ゲストに寄り添ったサービスを提供するためのプロフェッショナルが集まり、私たちの大切なミッションが加速していくことに大きな希望を感じます」と語ります。
スペシャルラーニングの提供
同社が提供する「スペシャルラーニング」は、障がいのある方を支援するためのオンライン研修サービスです。このサービスでは、障がい者雇用に関する知識を深めることができ、自閉症協会の会長や元厚生労働省の専門家などとの共同で開発されたコンテンツが特徴です。利用者は自分のペースで必要な知識を選択できるため、実践的な支援が可能になります。
今後も、リーンオンミーは新たな経営体制のもと、障がいがある人もない人も、共に楽しめる社会を目指し、革新的な取り組みを続けていくことでしょう。企業の成長だけでなく、社会全体への影響も期待されています。
会社概要
株式会社Lean on Meは、2014年に設立され、大阪府高槻市に本社を構えています。事業は障がいのある方への理解を深めるeラーニングや、インクルーシブ雇用のための研修を提供しています。今後の展開に注目が集まります。