岡山・三重大学意見交換
2025-07-28 02:40:19

岡山大学と三重大学が研究支援人材に関する意見交換を実施

国立大学法人岡山大学(学長:那須保友)は、2025年7月2日に津島キャンパス内の共創イノベーションラボ「KIBINOVE」で三重大学との意見交換会を開催しました。この会合は研究支援人材(URA)に関する制度についての理解を深めることを目的としており、三重大学からは大畑歩研究・地域連携部長、藤井康聡研究推進課長、友杉充宏URAが参加しました。本学からは、研究・イノベーション共創機構の河本雅紀筆頭副機構長を含むチームが出席しました。

意見交換では、URA制度の概要や人材確保、若手職員の育成に関する方策について意見が交わされました。三重大学は昨年度URA室を設置し、岡山大学に様々な質問を提示。これに対し、岡山大学はURA制度やJ-PEAKSに基づく人事戦略の取り組みを詳細に説明しました。

岡山大学のURA制度は2012年9月に始まり、J-PEAKSプロジェクトをきっかけに多様な人事戦略を展開中です。研究マネジメント人材の育成や、複線型人事制度の導入を通じて、大学の研究力を向上させる施策を推進しています。この交流の中では、URA制度の成り立ちから現在までの歩みを振り返り、その意義や課題を改めて認識する貴重な時間となりました。また、双方の大学が共に直面する課題や成功事例を共有し、さらなる連携の深化を目指しました。

岡山大学は今後も三重大学を含む多くの大学との連携を強め、国内の研究大学群(PEAKS)形成に寄与することを目指しています。したがって、地域や世界における研究力の向上や、新たなイノベーションの創出を通じて、社会の変革に貢献することが期待されています。

特に、共創イノベーションラボ「KIBINOVE」は文部科学省が支援している施設であり、地域に根ざした研究と社会課題解決を推進する場として位置づけられています。この施設は、研究成果を応用し、スタートアップや新たな産業の創出につなげることを目的としています。

また、岡山大学の運営理念には持続可能な開発目標(SDGs)の支持が含まれており、地域社会や地球規模の未来に向けた取り組みが重要視されています。これに対し、大学としてのイノベーションの推進力を信じて、岡山大学の挑戦に期待を寄せる声が高まっています。今後も、大学と地域が共に成長し、未来を見据えた研究活動に期待したいところです。


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