鉄道グルメで満喫する静岡の旅
鉄道と美味しい食事、そして絶景を楽しむために繰り出した西村和彦の静岡鉄道旅。特に注目なのは、国鉄時代からの歴史的な魅力を持つ天竜浜名湖鉄道、通称“天浜線”だ。この鉄道は、掛川駅から新所原駅までの全長67.7kmを結び、旧国鉄の二俣線を前身とした非常に貴重な路線である。多くの駅舎は国の登録有形文化財に指定されており、その風情を堪能することができる。
西村はこの旅に出かける前から「ローカル線の情緒とグルメが融合した旅がしたい」と語った。さっそく掛川駅から電車に乗り込み、旅の始まりだ。しかし、まず注目したのは車両の下。彼は「何がすごいって、アメ車です」と興奮気味にメカニズムを解説し始め、MCの礼二も思わず笑いをこらえる。
銘品ラーメンを堪能
旅の最初の目的地は、天竜二俣駅。ここでは駅舎で会える美味しいラーメンに期待が高まる。実際にたどり着くと、焦がしネギが香ばしいラーメンを前にしてすぐにペロリ。さらに歴史を感じる古い備品にも興味を示し、駅舎内の貴重な歴史館でも楽しんだ。今度は何と、乗車したまま転車台を回る貴重な体験が待っていた。
浜名湖のウナギとピザに舌鼓
次に訪れた金指駅では、世界選手権にも出場したピザ職人が作る石窯ピザを堪能する。次の浜名湖佐久米駅では、目の前に広がる風景に視線が釘付けに。線路を埋め尽くす多くの白い物体は何かと思い、首をかしげる。それは、この時期の風物詩である雪の結晶だった。
しかし、この旅が進むうちに予期せぬハプニングが起こる。「うるさいよ!」「あー、じゃねえ!」と一瞬にして怒りをあらわにする西村にスタジオの二人は大爆笑。そんな時もある!
旅の締めくくりはうなぎ弁当
最後に浜名湖の名物、うなぎのお弁当を駅舎で購入し、歴史ある街並みを眺めながら頂く。店員さんにうなぎの歴史について説明する西村を見て、礼二は「店を超えるの、やめて!」と過激なツッコミを入れる。旅の終わりを迎え、彼は美味しいご飯と絶景に満足しながら、またこの路線を訪れたいと思ったに違いない。
この番組を通じて、鉄道の旅が持つ魅力と知識にふれつつ、土地の美味しいものを堪能する楽しさを知ってもらいたい。音楽と鉄道の情熱が交錯する最高の時間を、ぜひお楽しみに!