水素米の挑戦
2025-07-09 17:58:27

水素の力で新たな農業モデルを創造する『水素米』の挑戦

水素の力で新たな農業モデルを創造する『水素米』の挑戦



2025年7月、株式会社SUISO JAPAN(本社:大阪府高槻市、代表取締役:稲石 陽)は、福岡県上毛町にて、日本初となる農業用水素溶解装置「Suilive SA-1」の実証運用を開始しました。このプロジェクトを支えているのは、27年間地域農業を担ってきた農業従事者の橋本清治氏です。革新型水素農業によるブランド米『水素米』の実現に向けて、新たな取り組みが始まったのです。

水素が変える農業の未来


水素は、近年エネルギー、医療、美容、健康など様々な分野で注目されていますが、農業への応用も視野に入っています。稲石陽氏は「水素が農業を変える力を持っている」と確信し、実際に現場の声を取り入れながら「Suilive SA-1」を完成させました。この装置は高濃度の水素水を生成し、従来の栽培方法に取り入れることで、以下のような効果が期待されています。

  • - お米の発芽や成長の促進
  • - 病害への耐性強化
  • - 土壌そのものの再生

『水素米』の育成における期待効果


水素水を使う農業には、具体的に次のような利点があります。

  • - 生育の促進: 発芽率の向上、根の成長促進、粒の大きさやツヤの向上、アミロースやタンパク質含量の改善が見込まれます。
  • - 抗酸化力の強化: 活性酸素の除去により、植物の老化や病害リスクが軽減されます。
  • - 環境ストレスへの耐性向上: 高温や塩害、乾燥などのストレス要因に対して強靭に成長できる可能性があります。

農薬による土壌疲弊の克服


今回のプロジェクトには、農薬で疲弊した土壌の再生を目指すというもう一つの大きな目標もあります。水素水を使用することにより、善玉微生物の活性化や酸化還元バランスの調整、さらに有害物質の影響を軽減する可能性も期待されています。こうした取り組みが進むことで、持続可能な循環型農業の実現が近づいています。

働きかける農業従事者の想い


橋本清治氏は、「水素という未知の資源には、不安よりも希望を感じています。」と話しています。「おいしいお米を作り、この技術と想いを次世代に繋げることが私の使命です。」彼の情熱は、最先端の技術と融合することで、これまでにない農業モデルの創出につながることが期待されています。

稲石代表の信念


株式会社SUISO JAPANの稲石陽氏は「農業は日本の宝です。」と語ります。高齢化や気候変動、耕作放棄地の増加など、さまざまな課題が山積していますが、水素の力で「土を蘇らせる」ことを強く信じています。失敗する可能性もありますが、諦めずに水素農業を確立し、農業従事者の皆さんのためになる新たな選択肢を提供することを目指しています。

未来への展望


このプロジェクトの今後の展開としては、実証栽培を通じて得られたデータを元に『水素米』のブランド化や全国展開を目指します。環境に優しく、安全で高品質な農産物を提供するため、農業従事者との連携を強化し、日本の農業の価値向上に寄与していく考えです。

お問い合わせ先


株式会社SUISO JAPAN(スイソジャパン)の詳細については、以下の情報をご参照ください。
本社/ショールーム:〒569-1117 大阪府高槻市天神町1-6-24 天神ビル2F
TEL:072-668-3309
WEB:SUISO JAPAN


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: 水素米 SUISO JAPAN 橋本清治

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。