メットライフ生命が「アセットオーナー・プリンシプル」を受け入れ、透明性ある資産運用を推進

メットライフ生命、アセットオーナー・プリンシプルを受け入れ

メットライフ生命保険株式会社は、政府が発表した「アセットオーナー・プリンシプル」に賛同することを明らかにしました。この新たな原則は、2024年8月に策定されたもので、資産運用立国を実現するためのアセットオーナーシップ改革の一環として位置づけられています。

アセットオーナー・プリンシプルの意義とは

「アセットオーナー・プリンシプル」は、受益者の最善の利益を優先する資産運用の責任を明確にするための共通原則です。この原則に基づいて、メットライフ生命はお客さまに将来の保険金を安定的に支払うことを最大の運用目的として掲げています。適切なリスク管理のもとで、安定した収益が期待できる資産に分散投資を行う姿勢を貫いています。

プリンシプルの5つの原則

メットライフ生命が遵守する「アセットオーナー・プリンシプル」には以下の5つの原則があります。

1. 運用目的の定義と見直し
アセットオーナーは受益者のために運用目的を明確にし、定期的に見直しを行います。メットライフは、ALM（アセット・ライアビリティ・マネジメント）の観点から、保険金の安定的な支払いを視野に入れた運用を実施しています。

2. 専門性の確保
専門的な知見を持った人材を確保し、体制を整えます。メットライフは資産運用担当責任者を定めており、社内の人材育成や評価を通じて、専門性のあるチームを維持しています。

3. リスク管理の徹底
投資先の分散をはじめ、リスク管理を効果的に行います。特に運用を外部に委託する際には利益相反を適切に管理し、最適な会社を選定することが求められます。メットライフは社内にリスク管理専門の組織を持ち、適切な運用を行っています。

4. 説明責任の履行
ステークホルダーに対して運用状況を透明化し、情報提供を行います。メットライフはディスクロージャーを通じて、運用実績の見える化を実施しています。

5. 持続可能な投資の実践
投資先企業の持続的成長を図るため、必要な工夫を重ねます。日本版スチュワードシップ・コードを受け入れ、関連する取り組みも公表しています。

メットライフ生命の取り組み

メットライフ生命は、これらの原則に基づき、お客さまのために資産運用を行っています。日本初の外資系生命保険会社である同社は、1973年の設立以来、最適な保障の提供に努め、革新的な商品を通じて多様なニーズに応えています。また、専門性の高いチームが運用をサポートし、透明性が高く信頼性のある運用を実現しています。