岡山大学技術職員研修
2025-10-27 00:32:27

岡山大学医工系コースが新たな技術職員育成プログラムを開始

岡山大学の医工系コースが新たな挑戦



岡山大学は2025年8月19日、鹿田キャンパスにて「令和7年度 医工講究(第1回)」を開催しました。このプログラムは、医工系の技術職員を対象にした高度専門職育成の一環であり、対面とオンラインのハイブリッド形式で提供されています。

技術職員の重要性



開会に際し、佐藤法仁副理事が挨拶を行い、文部科学省からの科学技術人材政策に関する最新の報告を背景に、技術職員が果たす役割の重要性について語りました。「これからの時代、技術職員もキャリアを積んでいくことが求められています。それによって、高度な技術が必要とされる研究の現場でもより一層の貢献が可能となります」との見解を示しました。

プログラムの内容



講義では、植木英雄技術専門職員が「安定発現細胞株の作製」について解説を行い、細胞株の発現系や作成手順について具体的に話しました。参加者からは多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が進められました。このように、医工講究は現場での知識・技術の共有だけでなく、質疑応答を通じたスキル向上を目指しています。

技術職員同士のネットワーク形成



「医工講究」はTC(テクニカルコンダクター)という称号取得に向けた準備でもあります。岡山大学の総合技術部は今後も技術職員のスキルアップを促進し、連携を深める研修プログラムを提供し続けます。これにより、地域中核の特色ある研究大学としての地位を強化し、さらなる価値を創造していく方針です。

地域貢献と教育の未来



岡山大学は長期ビジョン2025の実現に向け、さらなる研究教育活動の充実を図りつつ、地域との共創に積極的に取り組んでいます。これからも、学生や技術職員が地域に貢献し、未来をともに築いていけるよう、様々な研修や企画が期待されています。

新たな医工系コースは、地域社会への貢献を目指す岡山大学の挑戦の一部であり、今後も技術職員の活動に目が離せません。この取り組みが、研究の質を高めるためにどう寄与するか、その動向に注目が集まります。


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