FMとまこまいの未来
2025-06-16 07:28:28

地域の絆を繋ぐFMとまこまい、震災に寄り添う防災放送の未来

FMとまこまいの未来を見据えた防災放送



大阪府枚方市から1,500km離れた北海道苫小牧市に位置するコミュニティラジオ局「FMとまこまい」。この放送局は、現代の防災に対する意識を高めるための重要な役割を果たしています。特に、彼らが進めるプロジェクト「苫小牧防災DX」は、地域の安全を確保するために必要不可欠な取り組みです。

FMひらかたからの想い



FMとまこまいの設立は、震災を契機に地域の人々が情報を共有し合う手段として生まれました。かつて大阪府枚方市で運営されていた「FMひらかた」も、阪神・淡路大震災がきっかけで誕生したラジオ局です。FMひらかたは2022年に惜しまれつつ閉局となりましたが、その放送機材は再びFMとまこまいのパーソナリティによって活かされており、両者の絆が深く結びついていることを感じさせます。

「FMひらかた」の代表的なシンボルである黄色いステッカーは、FMとまこまいの運営の指針とされています。このステッカーは、設立当初の原点を思い出させてくれる存在であり、地域の皆様に寄り添い続けるための大切なシンボルです。

クラウドファンディングによる支援のお願い



FMとまこまいでは、クラウドファンディングプラットフォーム「READYFOR」を通じて、緊急割込システムの導入費用を募っています。このシステムは、災害発生時にスイッチ一つで放送を切り替えることができ、リアルタイムで重要な情報を住民に届けるためのものです。これまでの手動の操作に比べ、自動または簡単操作での緊急対応が可能になり、地域の安全性向上につながります。

現在の目標金額は150万円。うち125万円がシステム導入費、残り25万円が防災周知を目的とした活動費です。地域に暮らす20万人の皆様の命を守るため、この目標を達成するために皆様の温かいご支援が求められています。

地域のライフラインとしての自覚



FMとまこまいは、単なるラジオ局ではなく、地域にとって欠かせないインフラの一部であると強く認識しています。地震や津波といった災害時には、迅速な情報提供が命を守るためのカギとなります。そのため、これまでに高所への機材設置や自家発電装置による対策が講じられてきましたが、緊急割込システムを導入することで、さらなる進化を遂げることが期待されています。

クラウドファンディングの成果が目標金額を超えた場合には、ラジオ番組運行システムの充実や防災普及活動に役立てられ、地域の安全に貢献するさらなる可能性が広がります。

支援の形は多様



FMとまこまいでは、クラウドファンディングが主な支援の手段ですが、地域の中にはデジタルに不慣れな方も多く、直接現金での支援を希望される声も寄せられています。もし支援したいがクラウドファンディングには不安がある、という方は、是非直接FMとまこまいまでお問い合わせください。私たちがしっかりと対応し、皆様の想いを受け止めます。

FMとまこまいでは、皆様の応援があってこその運営と考え、誰一人取り残さない地域づくりを目指しています。これからも地域に寄り添い、安心安全な未来を築くため、みなさまのご支援を心よりお待ちしております。


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