栗林商船合同研修
2025-08-21 11:01:31

栗林商船グループが次世代社員の成長を支える『蛍雪塾』合同研修を実施

栗林商船グループの次世代社員を支える『蛍雪塾』合同研修



栗林商船グループは、2025年7月16日から18日の3日間にわたり、次世代を担う中堅社員を対象にした「『蛍雪塾』グループ合同研修2025」を北海道の室蘭市と登別市で実施しました。グループ8社から20名の社員が参加し、歴史的背景や必要なマネジメントスキルを学ぶ機会を持ちました。

研修のテーマと内容


この研修プログラムでは、次の3つのテーマが設定されました。

1. 栗林グループの歴史を学ぶ


研修の初日、参加者は栗林グループの発祥の地である室蘭を訪れました。ここでは、株式会社栗林商会の栗林和徳社長から、創業者の精神や挑戦についての講話がありました。特に興味深いのは、アイヌ語の挨拶である「イランカラプテ」が持つ思いで、来訪者を喜んで迎え入れる心を表しています。また、栗林五朔翁が行った鉄の製造や海運業への挑戦、そして太平洋戦争を経た後の教えである「命は最優先」という言葉の重要性が伝えられました。

さらに、1909年に五朔翁が建立した蕙山苑も見学。ここでは、釘を一切使わない宮大工の技術に基づいて造られた邸宅に触れ、創業者の思いと長い歴史を実感しました。

2. マネジメントスキルの習得


研修の後半は、登別市に移動し、登別グランドホテルを研修の場としました。このホテルは「登別の迎賓館」として知られ、地域の歴史とも深い関りがあります。ここでは、次世代リーダーに必要なマネジメントスキルに関する講義やワークショップが行われました。参加者は5つのチームに分かれて、部下育成や組織視点について実践的に学びました。

3. グループ内交流の促進


また、研修の一環として、参加者同士の交流を深めるため、地域の散策やカジュアルな懇親会なども設けられました。参加者は、「仕事以外の話でも盛り上がることができ、距離がぐっと縮まりました」といった声を寄せ、新たな信頼関係の構築ができました。

今後の展望


栗林商船グループは、継続的な学びを通じて、社員の成長を促す研修プログラムを進化させていく意向です。今回の『蛍雪塾』で培った知識と人のつながりが、社員一人一人の成長とグループ全体の発展につながることを期待しています。

蛍雪塾とは


『蛍雪塾』は栗林商船グループ内の研修制度で、様々な研修を通じて社員が成長し、グループの理念を深く理解することを目指しています。入社年度に応じた研修を毎年行い、従業員満足度調査を基に改善を重ねていく計画です。名前の由来は、苦労して学問を修める「蛍雪の功」から来ており、北海道のイメージも含まれています。

このように、栗林商船グループは人材育成に力を入れ、未来のリーダーを育てていく姿勢を確実にしています。これからも社員が学び続け、組織の一体感を高めていくことに期待が寄せられています。


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